Fran24

薔薇と桜と戦闘機が好き。華流時代劇が好き。推しがチョン・イーとリウ・ユーニン

一念関山

 

(画像はお借りしています)

 

最初から最後の方までとっても楽しく観れました

稀にみる最高の武侠➕ロマンス作品!

 

英語のタイトルが「A Journey to Love 」

主演が リウ シーシー と リウ ユーニン

 

全40話

 

リウ・シーシーは「酔麗花〜エターナル・ラヴ〜」
リウ・ユーニンは「長歌行」 歌は「黒豊と白夕 天下を守る恋人たち」で虜に

(あとで気がついたのは チョン・イー主演の「瑠璃」の主題歌歌っていたんですよね

その時まだ彼を知らなかったけど すごく心に響いたことを鮮明に覚えてます)

 

武侠ドラマって辛くなるほど悲惨ものが多いのであまり観ないんですが
これは大丈夫・・・だったかな(かな・・・に含みあり)

 

安国の元朱衣衛兵(秘密組織・暗殺組織)の伝説の暗殺者 レン・シン(リウ シーシー)と
梧国の諜報機関 六道堂の副堂主だった 寧 遠舟(リウ ユーニン)

 

この2人は敵対している組織のトップクラスの逸材
もう、メチャクチャ賢くて強い!
私は、女性が強くてっていうのが大好きで、勿論その相手も強いっていう設定のドラマが大好き
もうすぐにとびつきました(笑)

 

宮廷内の暗い陰謀や戦いに疲れ 隠遁したいと切に願う恋愛に臆病な寧 遠舟が

最後の仕事と決意

安国に囚われた皇帝を取り返すために結成された使節団のリーダーとなり

比類なき暗殺者で、ある事件でハメられ自殺を装い梧国に潜伏していた美貌のレン・シンと不思議な縁で出会う

 

彼は身代金を手渡す皇子役に立候補した公主に梧国の情報等を教える教師を 彼女に依頼し 彼女はその見返りとして 恩人を殺した者の情報を得るということで 

使節団と共に危険な旅に出るわけです

 

実は、レン・シンは レン・ルイと名を改めて、亡き恩人の「簡単に男を好きになってはいけない、、

でも子どもは産みなさい」という命令を果たすために 寧 遠舟にターゲットを定めていて

 

ただ 彼女は人の感情を、愛情を理解できない殺人マシン

彼と出会って行動を共にしていくうちにそれを徐々に理解し 次第に恋に落ちていくのです

一方、遠舟は自分と同じ思考と同等の戦いの出来る 支え合うことのできる彼女と出会ったことで ある種の孤独感から救われるわけです

 

リウ・シーシーとっても美しく、リウ・ユーニンも美形だと(リウ・ユーニンが男主として美形でないという書き込みがネットを騒がせたようですが)
二人ともとっても強いので 戦闘シーンはもう最高でした(仲間たちも)
もう惚れ惚れ

戦う時や、六道堂のトップとしてはキリッとした佇まいなのに レン・ルイに迫られるともうタジタジで
とっても可愛くなっちゃう 遠舟がもう最高でしたよ

 

六道堂のメンバーもそれぞれにキャラが際立っていて、特にプレイボーイ役のファン・イールンすっごく良かった
彼は「寵妃の秘密3」で知ったけどあんまり好きじゃなかったんだけど、きっと役が悪かったんでしょう

 

笑わせるところ満載でそこで入る効果音がいい!、シリアスシーンで入る曲等々 グッときちゃいます

至るところコメディで 軽快に、テンポよくストーリーが展開していくので とっても楽しく観れます
もちろんリウ・ユーニンの美声(歌声)にも聴き惚れます

 

でも、でも この旅は

梧国では 皇帝になりたいがための陰謀、権力を得たいための陰謀、

安国では 暗君が皇帝であり続けるための陰謀、彼の息子たちの権力闘争(皇太子の地位を得るための)

そして かつてレン・シンの弟子だった李同光(常华森 彼は陳情令にでていたようで)の 思惑・行動等々 ごっちゃになって 寧遠舟率いる使節団に危機と試練を与えます

この李同光の恋情が寧遠舟とレン・ルイとの恋模様を引っ掻き回す起爆剤となり

物語を複雑にしていくわけです

 

あまり触れなかったけれど 泣き虫な公主がルイの指導他 寧遠舟の教えや旅の出来事等でどんどん成長していき 堂々たる公主になっていく様も見ごたえあります 

 

日本に来たらちゃんとした和訳で絶対に観たいと切に願うドラマの筆頭

日本に来てほしい!

「蓮花楼」来るし あと来てほしいのが「少年歌行」 

 

 

この画像の後はネタバレ込みの感想になってしまうので ご注意ください

 

 

一念関山

(画像はお借りしています)

以下 ネタバレあり

 

大義のために命をかける武侠ドラマの醍醐味もこのドラマの重要な要素

 

初めはほぼ強制的に仕事を請け負った寧遠舟ですが、

北磐の侵略にはなんのためらいもなく梧国の将軍として戦いに挑む覚悟をし、

レン・ルイも恩人の復讐はいわば受動的であったのに対し

北磐との戦いに梧国の援軍を要請

二人とも中原の恒久的な平和を願い 自ら戦うという風に変わっていくのが 

興味深く感じられました

 

寧遠舟とレン・ルイ

二人は似たもの夫婦的

 

・遠舟は戦いで死んだと偽装し ルイもやはり死を偽装

・ルイは六道堂のメンバーに殺されそうになって 瀕死の状態で遠舟に救われ

彼の真摯な心情を知り

遠舟は毒薬で瀕死状態で ルイの必死の願いを知る

・ルイは遠舟の元婚約者に嫉妬し、遠舟は李同光に嫉妬する

他 観ていくと同じようなシーンが多々あって

 

もしかしたら、もしかしたら、

 

皇帝の悪行を暴露 恩人の皇后の敵を討ち 逃げきるために死を偽装

ルイの死を知った遠舟は嘆き悲しみ 彼女がやり残した残された公主を救うという決死のミッションを遂行する 

 

このシーンの対が

 

最後の戦いのさなか

李同光を救って一人残された彼は大勢の敵に滅多刺しにされて死亡

彼の死を知ったルイは 彼がやり残した敵のトップのせん滅に命を懸ける

 

としたら 彼は死を偽装しルイを救ったのではと

 

こどもを持てという皇后からの願いの達成

その願いをかなえると約束した遠舟 

 

こどもたちに知恵と知識を教える場をつくりたいとルイは思っていた

遠舟が願った隠遁生活

それもやっぱり全部叶ったと思うんです

 

二人はどんなに困難なミッションもクリアしているから

 

どなたかがあの二人だからありえないことじゃないと書かれてまして

私も激しく同意したわけです

 

おまけですが

 

ルイは女の子しか産まないといい

遠舟は男の子がいいようなこと言ってましたが

男の子も女の子も生まれてて

これも願いが叶ってますね

最後 寧 十三が父は妹を溺愛していると言っていて

これにはくすっと笑っちゃいました

遠舟が娘を愛する様はルイを心底愛している様をみているので

想像にかたくないかなと なんかとても嬉しい気分でした